今日とあるトラブルが起きた。
それは1年前に自分が担当していた案件が原因。
そしてそのトラブルの事象を聞いた瞬間に当時の案件のことを思い出してすぐに原因が何かあるか分かった。
調べてみたら想定した通りだった。
当時予算面もあったが、この案件で最後の局面でユーザとあまり良好な関係が築けないでいた。それはユーザ部門の業務の詳細設計ができておらずテストフェーズで問題が噴出していて、その原因を直視していなかったから。
とはいえ新事業展開するために必要なステップなのでユーザ部門のトップと調整していた。なんとか沈静化させ、リリースにこぎつけたのだが、リリース後に致命的な問題が1つ発生した。
ただここまで来るのにユーザ部門との関係性に疲弊してしまい、趙突貫的な融通のきかない暫定的な対応をここで私はした。
基本これで正常に事業が行われている間は問題ないという判断もあったのだが、あるイレギュラーシナリオがおきると立ち行かなくなることはわかっていたが、次案件もあったのでそのまま放置した。
その超突貫対応の融通の利かない部分が1年後に問題として発生した。想定通りのイレギュラーシナリオで。
そこで思った。
過去に後回しにした問題、蓋をした問題というのは必ずあとになって表面化する。
うまいことやり過ごせることはない。
だからきちんと問題が起きた時、きちんと事象を自分の中で受け入れて、きちんと「正しい」対処を行うことが重要。
これは仕事のトラブルだけでなく、職場の人間関係、友人関係、なんでもそう。
いかなる理由あれど、一時の感情に流されず人として誠実に正しく対応すること。
この仕事の場面においては対ユーザ部門にわだかまりがあろうと、会社の事業のスムーズな展開、事業促進に向けて阻害要因はないか?あればそれに対して誠実に対処する、それができていれば今日の問題は起きなかったはずだ。
父親・母親が子供に教える話だが、
神様はきちんと見ている。悪い行いに対してはきちんと誠実に罰してくれる。。。
いい勉強になりました。