以前の記事の「期待するシナリオを想像・妄想する力」にもつながる内容だが、プロジェクト全体を計画するとき、工程内のタスクを計画するとき、タスク内の細かい作業順序を考えるとき、ストーリーで考えることが重要。
まるで物語のように自分自身、同僚、他部署のスタッフ、ベンダが登場人物として登場し、何を目的に何を活動し何を意思決定し何をアウトプット(※)として残すかを、小説のように物語で語る。
これがプロジェクトマネージャがチームに語れるとチーム内の意思統一図りやすい。
- プロジェクトの計画書の体制やプロセス設計に目的・背景が整理されたストーリーだったプロセスをのせることができる。
- マスタスケジュールの矢羽根でプロセス(工程)とそのプロセス間のかみ合わせを表現できる
- プロジェクト計画~マスタスケジュール~WBSすべてきちんとつながりを持った形でできる。
ただとりあえずおいた箱・タスクのような意味わからないタスクがおかれることもないし、プロジェクトごとにカスタマイズされた必要タスクが並ぶようになる。
これはきっとプロジェクト運営でなく、事業戦略を考えるうえでも会社経営をする上でも重要。
紹介する本は戦略を考えるうえでのストーリーの重要さを伝えてくれる名著。ここからプロジェクトに考える際は企業経営、戦略をプロジェクト運営に置き換えて読むとPM理論に生かせる。
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