ITシステムやソリューションを導入するカギは、どれだけPM・アーキテクトになる人が期待するシナリオを想像・妄想できているかだと思う。(そおそものシナリオの設定自体の成否を除けば)
期待するシナリオ(ゴール・完成形)の具体的イメージとそれを作るためのプロセスの具体的イメージができているか。
顧客が利用するシーン、システムのUI、システム内部で行われる処理、システムからのアウトプット、システムが関わらないシステム利用前、システムからのアウトプットを利用する、利用後のユーザの業務シーンを、実際の現場・人の顔を含めて具体的に頭の中でビジュアル化してイメージできているか。
そのゴールを達成するためにユーザ側の前準備・段取り、システム開発部門の段取り、パートナーベンダの前準備・段取り、どんな段取りをどういう噛み合わせで行うのか。
これらを具体的に想像し、さらにこんな風になっていたら/進められたらいいなぁっと妄想し、それを常に振り返り・見直し・精度をあげていくか。
最近思うのは、この点だけではないが、仕事においては未来を想像・妄想する力っというのは本当に必要でできる人間は強いと思う。(さらにそれに想いをもって語れる人は最強)